車のエコ仕様はエコなのか

車をハイブリッド車に乗り換えると、確かにガソリンの使用量が減ります。
普通のガソリン車に比べて、約2分の1の消費量になるという実感を持てる
と思います。この点から見れば、間違いなくエコノミ-、経済的な車である
ことは間違いありません。つまり、ひとつのエコになっています。

ガソリンの消費量が減るということは、それだけエンジンの燃焼量が減って
いるということです。燃焼量が減っているということは、二酸化炭素の排出量が
減っているということです。地球温暖化の原因と言われる物質の排出が
減っているということは、エコロジー、つまり生物と環境の関係についても
良い方向へ貢献しているということになります。

しかし、これはある一面からしか見ていない結論です。二酸化炭素の排出量は
減ってはいますが、その他の有害物質を排出していないかと問えば、
いいえ、と答えるしかありません。車が走れば埃もたちます。ブレーキをかければ
粉じんが排出されます。車の大部分は化学製品です。ゴム、プラスチック等々、
廃車して処分する時には様々な有害物質を排出することでしょう。生物と環境の
関係を考えた時、明らかに不都合な事態となるでしょう。

また、地球温暖化の原因は二酸化炭素だと、今では常識となっていますが、
二酸化炭素が原因ではないという説をとる学者もいるのです。多くの学者が
支持する説が正しいとは限りません。ガリレオの万有引力は、当時は誰もが
否定していたという歴史から学ぶべきことです。更には、地球温暖化は地球
にとって良いことなのか悪いことなのか。実のところ、誰も答えられないのでは
ないのでしょうか。

車のエコ仕様は、経済的であることは間違いないようです。ところが、生物と
環境の関係という観点に立った時、理想に叶うものなのかの判断はなかなか難しい
ことだ考えられます。これから100年先、200年先の時代の人たちが、
この時代を振り返った時、やっと結論らしきものがでるのではないでしょうか。

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